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12月23日、枚方市総合文化芸術センターで、枚方人権まちづくり協会と枚方市等が共催する人権週間事業として、講演会を開催しました。「広がれ平和と緑の大地」という演題でペシャワール会会長でありＰＭＳ総院長村上優さんにお話しいただきました。２年前にアフガニスタンで亡くなられた中村哲医師は、アフガニスタン東部に診療所を建てて病気を治療していましたが、その傍らで医師等を育成し派遣するようにしました。しかし、多くの病気は清潔な水と食料があれば防げるという思いで、井戸を掘る活動を始めました。その後、干ばつで農作物が育たずに難民になってしまう人が増えていることにも心を痛め、砂漠化を防ぐために用水路を作ることに着手しました。実際に用水路によって砂漠化した大地が緑化した大地に変わった写真も見せていただきました。「地域性を加味した方法でアフガニスタン国民の自立を支える」「人間の幸せとは、食べ物があり、家族と一緒にいること」という中村哲医師の思いは、今も引き継がれてアフガニスタンで支援が行われています。参加した３００人の方は熱心に聞き入り、地域住民に寄り添った支援の在り方などを学ぶことができました。また、参加された皆さんから3030円の温かい寄付を頂戴いたしました。ご支援をありがとうございました。