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枚方人権まちづくり協会では、毎年、会員を対象に人権や平和などのゆかりの地を訪ねる現地研修会を開催しています。
2023年度は、１０月３日（火）に京都市北区の「高麗美術館」と、宇治市伊勢田町の「ウトロ平和祈念館」を訪れ、会員など２６人の参加者がありました。
「高麗美術館」は、1988年に、在日朝鮮人一世の鄭詔文（チョン・ジョムン）さんの蒐集品を基に創設された、朝鮮半島の美術工芸品約1700点を収蔵する美術館です。
「ウトロ平和祈念館」は、戦時中、京都飛行場建設のために動員された、朝鮮半島出身の労働者が集住していた地区の跡地に建設された施設で、さまざまな歴史や困難を乗り越え、共に歩んできた日韓市民、それらの記憶と思いを伝えて未来へとつないでいくために、2022年に開館した平和祈念館です。
バスの中では、ＤＶＤ「外国人と人権　違いを認め、共に生きる」を鑑賞し、また両施設では、職員による説明やフィールドワークなどで学習を深めました。
参加者からは、「解説がとても詳細で分かりやすかったです」「それぞれの思いが深く、感動しました」「人権に対する意識が高まりました」といった感想が寄せられました。