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11月7日（木）、枚方市総合文化芸術センター別館誠信建設工業メセナホールで｢2024年度枚方市人権文化セミナー｣として、作家・詩人の寮美千子さんをお招きし、講演会「あふれでたのはやさしさだった～奈良少年刑務所　絵本と詩の教室」を開催しました。
寮美千子さんは、2007年から2016年まで、奈良少年刑務所にて「社会性涵養プログラム」の絵本と詩の教室の講師を務められました。奈良少年刑務所に携わるようになったきっかけ、このプログラムの中で、最初は心を閉ざしていた子どもたちがどのように変わっていったかなどについて、お話しいただきました。当日は84人の参加があり、『「社会性涵養プログラム」のことを具体的にお話ししてくださり、心打たれました』、『奈良少年刑務所の教員さんたちの少年を思う心の素晴らしさを知りました』、『いろいろな理由で傷ついた人の心の回復に詩の効果が大きいこと、言葉にすることの大切さがわかりました』、などの感想をいただきました。
また、当協会へ参加者から1,700円ものあたたかい寄付をいただきました。

　人権文化セミナーは、枚方人権まちづくり協会が枚方市からの委託を受け、あらゆる人権問題について学び、市民自らの人権意識を高めることを目的に、高齢者、女性、子ども、障がい者など、さまざまな人権問題についての講演会、映画等を開催しています。