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12月6日、枚方市総合文化芸術センターにおいて、枚方人権まちづくり協会と枚方市等が共催する人権週間事業として、NPO法人リメンバーハナ代表理事の木村響子さんをお招きし、対話型の講演会「ヤサシイハナヲサカセマショウ～ネットの誹謗中傷をなくしたい～」を開催しました。
木村響子さん（舞台 左）は、令和2年5月にＳＮＳでの誹謗中傷により最愛の娘であるプロレスラーとして活動されていた木村花さんを失い、その哀しみ、苦しみ、無力さに苛まれる中で、せめて花さんにできることはないかと考え、NPO法人リメンバーハナを立ち上げ、誹謗中傷の被害者も加害者も減らすことを目標に、そして二度とこのような哀しいことが起こらないように、様々な啓発活動を積極的に行っておられます。木村さんは、ネットでは「やさしい言葉」を使うようにすれば、相手にもそれが伝わり、やがて、花さんが望んでいた、「やさしい世界」に近づくと訴えました。
当日は対話型の講演会として、76人の参加があり、「ＳＮＳについて自分も利用しているので、言葉について改めて考えさせられた」「会場のみなさんのご意見も聞けて大変ためになった」「やさしい心がつながりますことを強く思いました」などの感想が寄せられました。
人権週間事業は、枚方人権まちづくり協会が枚方市からの委託を受け、あらゆる人権問題について学び、市民自らの人権意識を高めることを目的に、高齢者、女性、子ども、障がい者など、さまざまな人権問題についての講演会、コンサート等を開催しています。